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体の豆知識

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ぽっこりお腹

筋肉・骨格から変えよう。



皆さんお正月はゆっくりできましたか。この時期ついつい食べ過ぎてしまいがちですよね。油断してぽっこりお腹になった方もいるのではないでしょうか。ぽっこりお腹になってしまう原因は食べすぎは勿論、肝硬変など内臓の病変から来る浮腫性のものや、筋力低下による内臓下垂など様々です。

今回は特に骨盤の中にある筋力が低下して起こるものについて説明します。
筋肉には、外から触れられる筋肉と、インナーマッスルといって体の深部にあり体や内臓をを支える筋肉があります。このインナーマッスルは姿勢補助筋とも呼ばれ、正しい姿勢をしているときに使われています。特に腰を支える大腰筋はぽっこりお腹と関係が深いのです。

この大腰筋という筋肉は腰の反りを保つはたらきをしています。そのため、腰を丸めて座っていたり猫背の人は、この筋肉が使われず徐々に硬くなっていきます。そうなると骨盤が歪み内臓が下垂し、ぽっこりお腹に見えてしまいます。また、骨盤の歪みが内臓の働きにも影響し、便秘がちになり消化不良でお腹が張った結果、ぽっこりお腹になってしまうこともあります。

では具体的にどのような事に気をつければ良よいのでしょうか。まずは普段の姿勢を見直して見ましょう。
足を組んだり、椅子やソファーに深く座って背中を丸めている人は要注意です。これはすべて大腰筋の衰えにつながるため、背筋を伸ばして腰のそりを意識しましょう。

また硬くなった筋をストレッチする意味で、片足を大きく一歩だしそのまま体を下に沈めるようにします。前のモモの付け根が伸びるように意識すると大腰筋が伸ばされます。どこでも簡単にできますので、お正月に固まってしまった筋肉をしっかり伸ばしましょう。