ムチウチの個人差
ムチウチになり易い人とそうでない人がいるのはなぜ?
ムチウチの症状の程度は人により様々で、体にどれだけ大きな刺激が加わったかによりますが、受ける側の体の状態によっても大きく変ってきます。
衝撃を受けても体の骨格や筋肉に柔軟性がある方は、体のしなりを利用してその刺激を外へ逃がすことができます。
ある例で、家族で車の事故にあった際、親に比べて子供は比較的軽傷で済んだという事があります。これは子供の体はまだ関節の動きや筋肉が柔らかく柔軟性に富んでいるため、衝撃を体の外に逃がすことが出来るからです。
しかし、関節の動きや筋肉が固まっている状態の方だと、衝撃を体の外に逃がせずに吸収してしまいます。それにより、固まった筋肉が急に引き伸ばされ筋肉に沿っている神経も一緒に引き伸ばされてしまうため、あらゆる神経症を引き起こす原因となります。
事故後から急に首肩が辛くなったと訴える方が多いのですが、事故以前から骨格や筋肉が固まっていて、事故に誘発されて起きる事が多いのです。普段から肩こりや腰痛を感じている人や、日頃から体を動かせていない方は要注意です。
体を動かすことや整体で体のメンテナンスをし、柔軟性を保っておきましょう。