横浜 整体 腰痛 マタニティ 肩こり 鍼灸 横浜西口治療院

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体の豆知識

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姿勢の悪さ

丸くなっていませんか?



『朝は足4本、昼は足2本、夜は足3本。これは何?』これはギリシャ神話に出てくる有名ななぞなぞです。何だか分かりますか?答えは『人間』です。朝=赤ちゃんの頃はハイハイするので4本足、昼=成人すると2本足で歩き、夜=老人になると杖を突くので杖と足で3本足・・・とやや強引ですが、これが答えです。このなぞなぞにもあるように人間は年齢とともに体形が変化します。朝から昼、ハイハイから立ち上がり歩き始める過程は誰もが通過します。しかし昼から夜、つまり杖が必要になるかどうかは、(ケガでない場合)人によってずいぶんと差があります。これには姿勢が大いに関係しています。

もともと人の背骨には生理的弯曲というカーブがあり、この弯曲によって体重や動作などの負荷を分散しています。基本的に加齢に伴い背骨の弯曲は後ろに出ようという傾向が強くなり、腰が丸くなってしまうのです。すると重心が前に行ってしまうため、まさに『転ばぬ先の杖』が必要になってきます。また、バランスをとるために脚はO脚となり、外反母趾も出てきやすくなるのです(詳しくはO脚ⅠO脚Ⅱ参照)。

最近は若い方でも姿勢の悪さが目立ち、それが原因となって引き起こされる腰痛や肩こりなども急増しています。当院では生理的弯曲をつけることが大きな治療目的の1つとなっています。ですから長年当院に通われている患者さんは年齢の割に背筋がシャンとしている方が多いのもその効果なのです。弯曲の状態は身体を後ろに反ってみる事で簡単にチェックできます。反ってみて痛みが出たり、反りづらさを感じたりしたら要注意!1度きちんと身体を調べる事をお勧めします。痛みが出る前に対処するという事は本当の意味での『転ばぬ先の杖』となるでしょう。