横浜 整体 腰痛 マタニティ 肩こり 鍼灸 横浜西口治療院

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体の豆知識

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膝の水には筋のバランスとお灸がおすすめ

抜かずに吸収させましょう。



スポーツをされる方や年配の方などが膝に水が溜まって痛いと来院されます。確かに膝を診ると反対側の膝に比べ曲げづらそうな位腫れていて、触るとプクプクと水がたまった時特有の感触があります。中には膝の水を何度も抜いたものの、また溜まってしまうという方もいます。ではなぜこのように膝に水が溜まってしまうのでしょうか?

そもそも膝の水は関節には必要な潤滑油で、おかげで膝は滑らかな動きが可能になったり、体重をうまく分散したりしているのです。ですから闇雲にこの水を抜いてしまうと、膝自体に負担をかける結果を招いてしまいます。
そして膝に水が溜まるのにも必ず理由があるのです。水が溜まるということは膝で滲出性(しみ出る性質)の炎症が起きているということであり、この炎症を引き起こす要因として膝周りの筋肉のアンバランスが考えられます(詳しくは変形性膝関節症参照)。

ですからこの膝周りの筋肉のバランスを整えずに、何度水を抜いてもまた溜まるのは当然です。雨漏りの屋根を直さずに一生懸命バケツに溜まった水を捨てる様なもので、まずは穴をふさぐことが肝心です。穴とは膝関節周囲の筋肉のアンバランスでできた緩みのことです。
これには腰の状況が大きく関わるので、腰の治療を同時に行わなければ根本的な解決にはなりません。
また膝の水を引かすためにはお灸が非常に効果的でおすすめです。

膝の水が気になると、膝をかばって他が悪くなってしまうこともあります。何事も早めの対処が肝心です。